やすらぎの愛の川

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聖書の言葉をご紹介いたします。

聖書の言葉

「注がれた愛」

お元気でいますか?教会の梅の木の枝を切り、花瓶に水差ししていたのですが、少しずつ芽吹いてきました。梅の花の爽やかな香りが待ち遠しいです。 まだ雪が一杯ですが、季節の変化を通して命を感じます。少し前、教会の周辺をかわいいリスが元気に木登りしていました。まだ目立ちませんが、このように全地はいのちに満ちています。しかし、この秋田県はもう十数年間、全国自殺率トップの県となっています。大変に残念なことです。 「もう死のう!この世に何の未練もない!」という人、もしそんなあなたのために、「わたしはすべてを捨てていいよ!」というお友達が現れたら、きっと勇気百倍じゃありませんか。一概には言えませんが、大きな問題を背負っての孤独に誰も耐えられません。でも決してあなたは一人ではないのです。 なぜならあなたを愛しておられるイエス様があなたと共におられるからです。

二葉亭四迷という有名な作家は、「私はあなたを愛している。」を「私はあなたのためなら死んでもいい。」と翻訳したそうです。愛とは自分のいのちを友のために差し出すことだというのです。 まさにイエス・キリストは、あなたのために十字架で死なれました。 ぜひあなたも十字架の愛をうけて、神様からお力をいただいて下さいね。

●新約聖書、ローマ5:7-8
「正しい人のためにでも、死ぬ人はほとんどありません。情け深い人のためには、進んで死ぬ人があるいはいるでしょう。しかし、私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んで下さったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」

「すべてが新しく」

2013年になりましたね。新年いかがお過ごしですか? 教会では毎年元旦に礼拝の時を持っています。心の襟を正して、神様の御前に感謝と喜びをもってこの一年を過ごせるように祈りました。 神は私達が描く計画よりも、遥かに素晴らしい計画を私達一人一人のために用意して下さっています。それは必ずしも私達の思い通り、好き勝手というのではなく、私達にとっての最善の計画です。ですから、そこには訓練や思いがけないこともあるかも知れません。でも最終的には、必ず最善とされると信じて参りましょう。 さて今から千年前、平安時代の女流作家、清少納言が随筆「枕草子」の中で<近くて遠いもの>をいくつか挙げています。「兄弟や親類の仲」「曲がりくねったつづら折りの道」そして「大みそかと元日の間」というのがあります。さすが清少納言実にうまく言い当てていますね。昨日と今日で年が改める。考えてみれば不思議です。何か気持ちまで新しくされたように思いませんか。

神様は時のページを確かに1枚めくって下さいました。 この年の初め、私達はまるで一枚の真っ白な画用紙の前に置かれた画家のようです。どんなふうに描こうか。年がせっかく改まったのですから、心も改めて、深い感謝と反省の思いで踏み出しましょう。きっと祝福されます。

  ●新約聖書、2コリント5;17
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られた者です。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」